CSD、2023台湾メディカルヘルスケアに出展、新しい視点にメディアの注目を集める

CSD、2023台湾メディカルヘルスケアに出展、新しい視点にメディアの注目を集める

台湾国際医療・介護展(メディカルヘルスケア展)が今日(8日)から南港展覽館で開催される。今年CSD(中衛)の軸となるテーマは「Healthy in Style 新たな健康づくり」。同社販売部の周令怡経理(部長)は、「当社は台湾で76年の長い歴史を有する医療用品大手。マスク販売だけでなく、700種類に上る医療用品を製造している。コロナが収束に向かう中でマスク本来の需要が回復しているが、その使用量はコロナ前よりも増加傾向にある。これを受け、今年は個人向け衛生用品市場に注力する一方で、ロシアによるウクライナ侵攻にからみ大幅成長を遂げている備蓄品の包帯も展示する」と話している。

 

 

またこの3年間、コロナ禍でマスクはすっかり生活必需品になったが、当社はマスク製造だけにとどまらず、経営歴76年を誇る医療用品大手メーカーとして、700種類以上の製品の生産を続けてきた。今年のメディカルヘルスケア展では、マスクの従来品・新商品はもちろん、個人向け衛生用品、医療物資、戦争の備蓄品である包帯等を展示していると述べた。

現在のマスク販売量は、この3年間の比にはならないが、台湾住民の7割が依然としてマスクを着用しており、その使用量はコロナ禍前を上回っている。その背景には、コロナウイルスによりマスク着用が習慣化したこと、マスクをつけることで心理的な安心感が得られることがある。現在の状況は、マスク本来の需要回復に過ぎないと指摘している。

続けて、アフターコロナの中で個人向け衛生用品市場が新たに形成されていることに注目しており、今回の展示会ではウエットティッシュの新ブランド「W博拭」(Wipe Lab)を新たに打ち出すという。密閉度が高く開けやすい個包装の技術を初めて採用。アルコールタイプシートとピュアウォータータイプシートなどがあり、持ち歩きにも非常に便利。口の中(歯や歯茎など)用のウエットティッシュもあり、いつでもキレイな状態を保ち、ウイルスをシャットアウトするのに役立つという。

周経理は、この10数年でB2B市場から個人の消費者向け市場へとシフトした結果、すばらしい業績を上げていると話す。2011年には、個人の消費者向け市場の売上高が総売上高に占める割合は20~30%ほどだったが、いまや約50%にまで増加。会社全体の売上高も2011年の3億台湾ドルから約10億台湾ドルへと伸びていると顔をほころばせた。

 

 

CSD海外部の呉韋立課長は、当社は数百種類もの医療用品を製造しており、中でも2022年に顕著な伸びを示したのが戦争の備蓄品である包帯で、ロシアによるウクライナ侵攻により、世界中で物資の備蓄が進んだと指摘。これを受け、取引先と特別仕様製品を開発しようという話になり、米国向けに備蓄用の包帯の輸出に乗り出した結果、20%以上の業績アップにつながったと喜ぶ。

CSDでは、今年初めて会場内にサスティナブルエリアを設置。地球環境をよりよくするための様々な取り組みを展示している。また年初には温室効果ガスの算定・検証を行う国際規格「ISO14064-1」認証を取得。さらに工場敷地内にはソーラーパネルや雨水回収装置を設置する一方で、マスクの外箱に使用する紙も次第に「FSC森林認証」紙へとシフトしていくという。外箱の原材料を原始林からではなく、育成林や人工林から調達することで、貴重な森林資源を守るための努力を続けていく。

 

この記事の転載元:科技新報

 


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